ねっとり、雨のち曇り

帰りに実家に寄る。いつもならこの時間は料理をしている父は寝ていた。少し心配だが部屋。

先週謎の不在通知が来ていたヤマトの荷物を待って、受け取る。ビジネスメンバーズの開通通知だった。ややモヤっとする。

「貴族の階段」を読み終える。なんだか面白かった。徳川さまが東北弁でおどけてしゃべるところがすさまじくてよかった。百合子さんがこれを読んでなんと言ったのかなあと思う。兄と友はやっぱり死んだ。別々に死んだ。

日曜出がけに仕込んだパン生地は当然ながらダレダレになっていて、三分の一をピザっぽくして、残りは種として再び仕込んだ。

ピザを焼く途中、焼き加減を均一にしようとストーンを回してみながら「こういう余計なことをして台無しにすることが多いな」と思った瞬間オーブンシートが熱源に触れて火が付いた。案の定だ。

燃えた灰と炭を処分して焼き直し、Netflixで「夢をあたえる」を見ながら食べる。ものすごく面白かった。というか小松菜奈が素晴らしい。「渇き。」では「また見た目だけのかわいこちゃんをごり押しで入れてきたな」と思ったことを反省した。母親役の菊地凛子も素晴らしい。イカれたADがいい味わい。