胎が決まった暑い、晴れ

育ちすぎ胡瓜は更に育ちすぎて蔓を引きずりおろしていた。採る。

いんげんもまた一つ熟してきてたので採る。

 

 

母、ショートステイトライアル。

こっちの都合であっちにやったりこっちにやったりすることについて、得も言われぬつらみがあるが、それをしない場合自分たちがつぶれるだろうから、必要ではある。

 

長崎原爆の日

6日に広島。なんかわからないけどなんだか広島が大変なことになっている、と知ったか知らないかのうちに間髪入れずに次のが来た感じか、と今回は思った。

しかしその前に各地で大空襲があり、あちこちで人が街が焼き尽くされた。からの、これ。「ああ…」としか思えない気もする。

東京大空襲のとき、「もう死んじゃったほうがいい」という言い回しが流行っていたという。五反田から東京の中心部が燃え盛るさまを見て、7歳の母は単に流行り言葉を使ってみたくて横にいた祖母にそう言ったら祖母は怒るでもなくしかしかつてなく強い口調で「いや、生きなくちゃいけない」と答えた。という話をたまに母がする。

 

 

玄関先の天井部分に蜘蛛が巣を張って、そこに蝉を一匹とらまえてあった。すごいな。食べられるのかな。

 

 

母がいない夜なので姉は母が食べられない辛いビリヤニを作るし、私は「マンハッタン恋愛セラピー」を観る。DISCASでリストに入れたやつが届いたわけだが、なんで観ようと思ったのか?しかし結構よかった。終わりの方はなんだか泣けてきた。ノリは軽いのに。善意が漲っているせいかもしれない。

 

 

夜、風呂で、「ファーザー」を思い出しながら、自分の認知症が始まったときのことを考える。今覚悟が決まったとしても、その覚悟さえ解体されてしまうのだろう。どもならんね。