山用の極暖ジャケットをリュックに入れて出たが、一日中要らない。
自転車のブレーキの利きが暮れから悪くて、いい加減交換時だからとワイヤーを買い、めんどくさくてそのままになっていたのだが今日はなんだか利きがいい。冬のせいだったのだろうか。
ガマガエルが猛烈里帰り。朝からずっと鳴き交わして騒々しい。そして生臭い。
若干恐怖を感じる。
迂闊に野生に干渉することがどんな結果をもたらすのかを体験している。どこで生き延びていたんだろう。
昼に帰ると「キングスマン」を観ているところだった。
無辜の人たちの無駄な大量死を具体的に描いていて、言葉はアレだがなんか新鮮。今までの映画だと、群衆の死は遠景で崩壊する建物や爆発の中に隠しこまれていたと思う。カタストロフ寸前できれいに阻止成功じゃなくて少し起こっちゃうのもなんか新しい感覚。最小限の犠牲でなんとかなると信じられた時代は終わってしまった。でもまだなんとかなるという希望を持っている。「ドントルックアップ」はそれさえもないが。
ナワリヌイ氏は、意図して殺されたのか。うっかり殺してしまったのか。本当に突然死したのか。
もうわからない。
意図した場合、どういう判断のもとにやったのか。