「寅に翼」素晴らしい。素晴らしいが、自分が過去にやらなかったことや挑戦しなかったこと、そして現在進行形で直面していることが丁寧に突き付けられるのでなかなか堪える。
ユン・ガウン監督「わたしたち」。
イ・チャンドンに推されているという時点ですごいのは確定だが、大納得の素晴らしい映画だった。素晴らしくつらい。そのつらさの解像度たるや。どうやって演技をつけたのか。演技なのか。ひりひりする。
ほんとうに人間関係の繊細な部分をここまで描けるのかという驚き。そして、現在の友人界隈を見渡せば、なんか同じようなことですれ違ったり近寄ったりしている。
弟ユンの賢者感がすごいが、男の子だからという気もし。
母も食い入るように観ていた。