終日、実家。敷地からも出ない。
庭を見回る。
ニットコートやる。布端がくるんくるんに丸まる。
姉は太極拳の予定だったが体調不良で休み。これまた終日在宅。
昨日の風呂場掃除で窓を開けっぱなしにしていたことを思い出し、閉めに。
ついでに隣のターミナル駅に刺繍針を書いたしに…行ったところ、リバティの生地が本日まで20%オフ。
思わず買ってしまった。
夜、「ヒッチャー」デジタルリマスター版。
画質素晴らしい。
ルトガー・ハウアーやばい。キリスト教的ななにかしらの暗喩なのだろうか。と思ってしまうなにかしらがあった。
俺を殺せと何度も示唆するところは、こいつもまた殺しまくったくせに殺してほしいのかと感じさせるが、京王線の事件があった直後の今というときに思うのは、だからといってご希望通りに殺すわけには、もういかない時代になっている、ということだ。
ダーティーハリーは平然と殺した、「セブン」は壮絶な葛藤の末に結局殺してしまった、今は殺さない話にするしかないと思う。でも赦すわけにはきっといかない。生かして償わせるということだろうか。
部屋の風呂場をがっつりオキシクリーン。
あと、外の鉢の整理。
部屋はさして片付かず。分類できない紙が問題。
祖母の端切れを整理してみる。高校生のときに作ってくれたどてらの端切れもあった。しかし全体に昔の人の和の生地なので活用の方向が見えぬ。
ともあれリュックに詰めて実家へ。
「ザ・パブリック 図書館の奇跡」観る。エンドロールで監督・脚本がエミリオ・エステベスなのを知る。と思っていたら主演もだった。
話は貧富の問題、人種の問題、考えようと思えばいろいろなことを考えられる。
のだが、母はなぜそこでと訝るようなところで笑う。話の前後を忘れるからその瞬間の面白さにのみ反応しているのだろうという推測に先日至った。
トーク番組などに出てくる人の容姿や服装にのみ言及するのも、話の流れが理解できないからそこしか反応できる部分がないのだ。と思うとこちらの気持ちも楽だ。なんつってると急に深いところを突いてきたりする。
観終わって母が寝て、DVDを取り出したらNHKのドラマで、コムアイと成海璃子が出ていた。室井滋なども出ていて皆演技がとてもよい。そのまま観る。
なんと生理をテーマにしたドラマ。NHKやるなあ。誰をも悪役にせず、いいドラマだった。
本編のあと、水原希子が出てきて各国の生理事情を取り上げていた。
時代よなあと感心しつつトイレに行ったら、自分にも生理が始まっていた。これまで電車のダイヤ並みにきちんきちんと来ていたものが2カ月来なかったので、これで上がりかと思っていたが。
刺繍。姉のカーディガンをとにかく仕上げてしまう。
刺繍針もっと要る。
ターミナル駅まで歩いて行く。
母校の前を久々に通ったら、パン屋が出来ていた。「半年がんばれました」と黒板に書いてあった。クロワッサンとプチパンとずんだあんぱんと食パン買う。
部屋で一段落してから買い物に行く。
本屋で会計しようとしたら財布を忘れていた。パスモに多めにチャージしていたので事なきを得る。便利な時代だ。
量り売りビールもパスモで買う。宣言中は2種類か1種類だったテイクアウトビールが、全種類に復活していた。スタウト買う。
新しくできたオリーブチキンでチキン一つとサラダ買う。
部屋で「ホテル・ニュームーン」観る。演技と撮り方はいいけど、脚本が不思議。イランの感覚とは違うのかなとも思うが、よくわからない。
2時に出て府中市美術館。
大変見応えがあり、キャプションも面白く、いい展覧会だがベンチが最後のセクションにしかない。練馬区立美術館もそうだったなあ。コロナ対策なのだろうか。いつものように猛烈な睡魔が襲いくるので、立ちながらときどき寝てやり過ごした。高校の通学及び通勤での鍛錬がここにきて役立った。こういうときに人生で無意味なことはないなあと思う。
行きはバスに乗ったが運動のため帰りは歩き。駅が近くなったとき救急車が走って行き、コロナかなあと思っていたら回り込んできて行手に止まった。居酒屋の前で、レジ袋を提げたおじいさん寄りのおじさんを隊員がストレッチャーに乗せようと手助けしている。
京王線で新宿へ。ひさびさにオカダヤ、伊勢丹へ。オカダヤで何も買わず。伊勢丹で腕時計買う。
選挙結果、最悪。入れた人は当選していた。
という真っ最中に京王線で刺傷事件。