あったかくない、大嵐

朝から暴風雨だが、よしきたとばかりにOMMのレインジャケットとザ・スクエアで自転車出勤。フードの下にキャップ必須。

昼も大荒れだが自転車で実家に戻る。

 

コンポスト好調。掘り返すと湯気が立ち上る。

指の湿疹はまだ続く。頭もむず痒くなってきた。なんなんだろう。

 

ダイニーマ裁断する。ハンモックの生地も。

よくよく確認したら、HyperDのチャコールグレーがダブっていた。グランドシートが作れない。迷ったが糸などと合わせてまた注文する。DCFも加えかけたが、十分あるだろと思い直す。にしても円安。

発注完了してから、そういえばロープがなかったと気づく。前回はキットだったから同梱されていた。ググったら国内のアウトドアショップに送料無料で売っていたので迷わず買う。そんな感じでちまちまちまちま要るものがこぼれる。

あったかーい、晴れ

今日は本当はKさんと高松山だった。天気予報だと雨のち曇りだったので延期した。

というわけで10時近くまで寝ていて、ふとスマホを見たら8時過ぎにKさんから「晴れているね」とLINEが来ていた。

バタバタと三浦アルプスに行く話が決まる。

洗濯を済ませて…と思ったら姉がやっていた。ので、昼飯をしっかり作り、出る。

老眼鏡を忘れた。

桜がこれ以上なく満開。人は少なめ。桜通りと桜山。堪能する。

追浜から鷹取山を経て神武寺へ抜けるコース。元石切り場だったところ。岩登りの初心者コースで人気とのことで、とりついている人たちがたくさんいた。

川にクレソンがもりもり生えていたが、柵で阻まれていた。

歩いている途中からハッカの匂いがして、ミントが生えている??と探しまくったがなくて、私のサコッシュの中のハッカ油が全部こぼれていたのだった。腿にも染みていて、たしかにずっとなんかすうすうしていた。

神武寺駅近くのハンバーガーを売っているキッチンカーが前から気になっていたとのことで、行ってみる。ハンバーガーは売り切れていたのでフィッシュバーガー。めちゃくちゃうまい。

 

 

「すずめの戸締まり」。誠実に作っていることはわかるが、この監督とは世界のことわりに対する考え方が根本的に合わない。ダイジンの救いはどこだよ。

あったけー、晴れ

棚を解体するなど。

圧倒的に空間が足りない。

姉から母の靴の購入依頼。野菜などをエコバッグにぎゅうぎゅうに詰め込んでショッピングセンターへ。

1階のアクセサリー屋に入る。なんかこういうお店で接客受けるの超久しぶり。靴下買う。

 

 

「小さき麦の花」。全然知らなくて、準新作の棚でなんとなく目に付いたから借りてきただけだったのだが、素晴らしかった。抑えに抑えまくった演出が。二人が。ロバが。

また寒いが、雨

外耳炎気味。

 

「FALL」。

風呂出てから観始めたのでバスタオルを被っていたのだが、ずっと握りしめていた。こんなに手汗かく映画初めて観た。

にしても、危機管理意識なさすぎだろう!おいー!

 

 

東京ポッド許可局を聴きすぎているせいか、聞いてないときでもなんとなくあの人々が頭の中でしゃべっている。

ひんやり、曇り

「寅に翼」素晴らしい。素晴らしいが、自分が過去にやらなかったことや挑戦しなかったこと、そして現在進行形で直面していることが丁寧に突き付けられるのでなかなか堪える。

 

 

ユン・ガウン監督「わたしたち」。

イ・チャンドンに推されているという時点ですごいのは確定だが、大納得の素晴らしい映画だった。素晴らしくつらい。そのつらさの解像度たるや。どうやって演技をつけたのか。演技なのか。ひりひりする。

ほんとうに人間関係の繊細な部分をここまで描けるのかという驚き。そして、現在の友人界隈を見渡せば、なんか同じようなことですれ違ったり近寄ったりしている。

弟ユンの賢者感がすごいが、男の子だからという気もし。

母も食い入るように観ていた。

ちょい冷え、雨

目を閉じて開けたら明るくなっていて驚く…的な眠り。体勢もまったく変わらず。

 

朝食を食べながらポッド許可局を聴いていたら姉が血相変えて降りてきて「台湾で大地震だ」と言う。

災害が続く…。

そしてそういえば、どんどんでかくなる波の夢を見たのを思い出す。思い出したがそれは「インターステラー」かもしれない。

 

一日中よく降る。

 

 

TSUTAYAに行く。閉店するので借り放題のサブスクを解約しに行ったのだが、既に諸手続きは同店舗ではできなくなっている。別店舗にやってもらうということだが、未返却の商品があるとできないというので、あきらめて帰る。

あと3本。

とりあえず「奇跡の2000マイル」と「パリ、テキサス」を観る。

以下、ネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

 

思いがけずロードムービー二本立てになった。

砂漠を旅するのと、ふたりきょうだい(姉妹と兄弟)、片親(2000マイルは母、テキサスは父)が早いうちに心を壊して亡くなっている、というつながりもあった。だからなんだって話だが。

「奇跡の2000マイル」。

ミア・ワシコウスカだ。「つぐない」から着実に味のある仕事をしているなあ。

ディギディ…(涙)。ロビンが旅に出ることにしなければ、無事でいられたはずではあるが、そこはなんとも。

しかしあんな灼熱の炎天下であんな薄着で…と思ったがエンドロールの本人も同じいでたちだった。大丈夫なのか…。

本人が生還してるから大丈夫とわかってはいても、らくだがいなくなっていたときと、コンパスを探しに行ってらくだの場所がわからなくなったシーンはぞっとした。

そして、恋愛感情も定期的に写真を撮りに来られるのも邪魔、という気持ちは角幡唯介とも植村直己とも共通したものを感じた。私もそうだ。

 

パリ、テキサス」は昔観たような気がするが全然覚えていなかった。

冒頭からずっと一方向に旅してる映画だと思っていたが、行って戻って去る映画だった。

映像と音楽がめちゃくちゃかっこいい。あんな冴えない場所をあんなに素晴らしく撮るとは。眼福。

赤い車に乗ったジェーンを見つけた日はトラヴィスとハンターは赤シャツ。

とはいえヴェンダースは微妙にそりが合わない。「パーフェクトデイズ」もそうだけど。ユーモアの不足かもしれない。

あと、弟夫婦特にアンがかわいそうすぎ。

 

ヴィトルト・ジャブウォフスキ「踊る熊たち」を読み始める。

「奇跡の2000マイル」の主演はワシコウスカ、「パリ・テキサス」の探される妻はキンスキー。なんかそんなつながりの日。