週末

日曜の夕方まで、グループ展の制作でずっと家。
両日とも天気よく、暑からず寒からず、
窓をずっと開けていればよい風が常に常に吹きぬけ、
虫も来ず、特に蚊も来ず、
なんだか天国のようだった。
1年の半分はこういう陽気がいいなあ。
他の季節も嫌いではないけれど。


土曜日は近所の小学校から運動会の音が聞こえてきた。
今の運動会は私が子供のころとはずいぶん違うのだろうなあ。
少なくとも「天国と地獄」は使っていないようだ。

昼に小学校の前を通って商店街のコンビニへ。
校舎から保護者たちがぞろぞろと出てきた。
子供たちの姿はない。

コンビニでは、私以外の3人の客が全員腰の曲がった老婦人だった。
カップラーメンなどを買っていた。
一人分の。

いや、待て待て。
腰の曲がった老婦人の客は私を入れて4人ではないか。


などと白昼夢に陥るような昼下がりなのだった。