実家仮住まいから昼に部屋に戻る。
母が犬たちと見送りに出てくれる。
坂を上りきった角で別れて、
100メートルほど先の角を曲がるときに振り返ったら、
まだこっちを見送っていた。
小さい。


作業続く。
夕食を作ってさあ食おうとした8時過ぎ、姉から入電。
母がワゴンの角に目をぶつけて出血して救急車との知らせ。
とりあえず食べるものは食べて、急行する。
行きがけに隣の稲荷に手を合わせた。
姉が犬たちと残っていた。
床に一滴、拭き忘れた血痕。
さいわいまぶたを切っただけで目玉には損傷がないようで、じき戻る。
普段大いばりで母を使いまくる父が、気を遣いまくっている。
我々家族は実に母を中心に出来上がっていると思う。
母は早々に寝かされて、テレビの100大ニュース番組をちょっと見て、
部屋に戻る。
稲荷に寄って、お礼する。
上の階の女性が車で送られてきて、見送っているのが見えた。
彼氏かな。


また作業。
これは失敗かもしれない。
しかしやるしかない。