calendarroom搬出。
自転車にしようか迷ったが、帰りが億劫すぎると思って電車。
2点売れていて、ほかのものは全滅。売上代は往復の電車代でほぼ消えた。でも二人もの見知らぬ人が40点もある中から選んでくれたのだ。とてもうれしい。いや知り合いかもしれないが。どっちにしてもありがたいしうれしい。
声をかけてくれてよかったし、作ることにしてよかった。


世界堂で増刷の用紙とマスキングテープ買う。水筆と水彩用のコップも買う。
実家。火曜日と水曜日の分の「まんぷく」と「あさが来た」を観る。玉木宏を見るたびに「ウォーターボーイズ」のアホアフロが妻夫木にキレられて「オレもいやだよ」とか真顔になってつぶやくシーンが浮かぶ。
ゴールデンカムイ」21話も観る。ほぼ全編暗がりのアニメ番組って斬新なのでは。最近のアニメ事情はほぼ知らぬが。インカラマッの声がよい。そしてリュウが出てくると何が起こってても「リュウ〜〜〜」となってしまう。作画や演出がどうなっていてもだ。原作の凛々しいリュウでうまいこと脳内補完される。



柴崎友香寝ても覚めても」を読んでいる。早稲田の古書ソオダ水で買った。目次のページに赤で猛烈に書き込みがしてあった。内容と関係ないっぽい。10ページあたりにも「2」っぽい字が二つ並べて書いてあって謎。
きょうのできごと」の作家だ。「春の庭」の作家だ。
主人公(20歳と少し)の心がわんわんと浮き立っているのに対して文章はあくまでも淡々としていて面白い。行間の密度が特濃。そのときの人の心に起こったことや情景に対してものすごく意識を向けさせるところがある。
「眠った。/次の日になった。」という改行がしびれる。