部屋から持ってきた「作家の犬」、母が好きだろうと思ったのだが想定以上で、隙あらば見ては相好を崩している。
TSUTAYAに行ったら「ミツバチのささやき」の新しいパッケージが8本も入っていた。もとからあった1本に加えて9本。どうしたのだろう。それもいいが「マルメロの陽光」を入れてほしい。
緊急事態宣言だからなあとか思って10本借りて帰る。何本観られるか。
そして「天才作家の妻」はなかった。
「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」を観る。想像していたのとぜんぜん違う人生だった。そして出てくる人々も皆、登場したときに予想したのとぜんぜん違う人物で、映像がとてつもなく美しく、演出がとてつもなく丁寧で、すべてがとてつもなく優しくて、あらゆる点で尊い。そして常に置いていかれてしまうシュヴァル。胸がつぶれる。
これを観ないまま行ってたら、へらへら物見遊山気分で終わっただろう。
いつ行けるだろう。