Mりん休み。
ううむ。


昼、実家。
すず、けだるげに寝ている。
みんながサンドイッチを食べ始めると通常運転になって囀り始めた。
しかし息はハアハアしている。相変わらず高地にいる。



夜、原宿の「日々の公演」。
2回目で、男性二人と女性一人の組み合わせ。
ブラジル系かな?という男の子(ビリーさん)が、発声といいリズムといい体の動きといい、素晴らしくて目をみはった。
終演後に演出のIさんにそれを言うと、その子がすぐ横にいたTので「本人に言ったら?」と言うので、思い切って褒めちぎった。


話しかけるタイミング、話を終わらせるタイミング、話す内容、こういう場でいつも、どうしていいのかわからなくてつらい。つらいが、前の会社で培ったコミュニケーション術でなんとかなってしまう。
周りからはまったくそうではなく、ぐいぐい人間関係を広げていこうとしている人に見えているのかもしれない。
しかしどう見えるかはやはり考えてもしようがない。
自分がどういう者か、自分の中ではっきりして堂々としていられるように。



「日々の公演」は、初日のS君の一人芝居バージョンは作った本人が演じたのでズレがまったくなかった。それはそれでもちろん美しかった。夜の静けさ。
今日のは3人の人間の体と声に分割されて、全く違うものになっていた。むき出しの皮膚を刺激する夏草の鋭さ。
本当に面白い。
ほかの日の公演もきっととても面白かっただろう。