昼、実家。
牛乳屋が前回のうなぎに味をしめたのか、またお試しの食品を持ってきた。
母が応対に出て、もういろいろ忘れてしまっているから姉の頼んでいる生協とごっちゃになって、そのまま受け取ってしまい、父ともめる。
失敗したのは母だが、それはもう症状が出ているから仕方のないことで、責めてもしょうがないのに責める。責めているというよりは、自分の不安をぶつけているのだと思う。
母も一層不安になるしムキになるし、不安で部屋がいっぱいになる(犬は耳も遠くてわれ関せずと寝ている)。
何を売りつけられるとかどうとかいう以前に、こういう不安感がいちばんダメージが大きいなと思う。




夕方部屋について、いつ降るかいつ降るかと待っても一向に降らず夜中まで降らなかった。
宅急便が早目に来たら買い物に行くつもりだったが、雨雲の動向がわからず結局出かけない。
散発的に片づけをする。
冷蔵庫の死蔵品など、ボウルにどんどんあける。
パンも焼く。
閉店当日の青山ブックセンター六本木店で買った石井桃子の「みがけば光る」をペラペラ読んだりする。
売る本を選ぶ。「おべんとうの時間」を一度選んで、また読んで棚に戻す。穂村弘の対談集はまた読んで、売る箱に入れる。