行きは各停で一人、帰りは3人で特急。
行きで「みかづき」読み終わる。「カーネーション」が通奏低音のようだった。千明は猛烈ワーカホリック母さんだし蘭は直子そのものだし菜々美は英語圏へ飛び出すし。
日立の駅は妹島和世さん設計でモダンでスタイリッシュ。震災のときは完成直前で、揺れのなかしがみつく作業員が社屋から見えたとMさん。
三春の若女将はかわいくて元気で奔放な少女のようで、どんちゃんに雰囲気がよく似ていた。こういう、本人がパワースポットのような人はいろんな人を迎えるお店をやるといいんだなあと思う。お茶をしたいちばん奥の部屋はものすごく重い木の座卓が、震災の時はひっくり返っていたという。
Kちゃんも合流してお茶して、先生の旦那さんに石が拾えるところまで送ってもらう。
石をたくさん投げた。50年近く生きてきて、ちゃんと投げる方法が少しわかった。
川が注ぎ込むところにどんどん大きい石を投げこんで堰を作ってみようとしたが、流れは想像以上に早くて、全部押し流されていった。
実家へ行き、「いだてん」観る。
拾った石を広げておいたら母が覗き込んで、私がいちばんいいと思っている石を「これはいいねー実にいいねー」と感心する。そういえば弟一家に連れられて行った能登旅行でも、母の土産は拾った石だった(これもなかなかいい)。