坂の途中の蔦に覆われた入り口から、洞窟のような階段を上った先にまさしく秘密の花園があり、古いお屋敷がそのままギャラリーになっていた。作風とぴったりすぎる。
人がひしめいていた。
Nちん、Kちゃん、Yちゃんが来ていて、一人欠けたからと食事会に誘ってくれた。ホイホイついていく。
行った先の韓国料理屋は今日が初日という若者がフロアをやっていて、着いたときから数時間後の疲弊具合がわかりやすかった。
自分にも才能がありやればすごい、という前提を頭の中に持って話してしまう自分がいる。少なくとも同等ぐらいの気持ちでいるのだ。相手は日々創り続けて発表し続けているという点だけでも、遠く及ばないのに。
ゆうべはすごく明るい月が出ていたそうだ。