涼しい涼しい、曇り

日中、実家は弟もいるので安心。

久々に本屋寄り、帰る。料理も総菜ばかり買った。姉が味噌汁作る。

父は今日は手がうまく動かず、あまり食べずにまた寝てしまう。

私がダラッとしている間に母、皿を洗ってゴミをまとめる。

そして「ではこれが最後になると思うけど」とえらい挨拶をかましてくるので驚いて質問を重ねると前の実家に帰るつもりだった。ついに来たー!と衝撃。ちょっと背中の血が引いた。

そこにちょうど姉がやってきたのでそのことを告げると同じく衝撃を受け、衝撃を受けると弟はどうか知らないが姉と私は腸に来る、母の話はなるべく否定せずに質問を重ねるといつもの調子で滔々と話しだした、ここで席を立って途切れさせるのはちょっとなにかよくない気がする、しかしビールを飲んだのでトイレに行きたい、姉に「トイレに行くから話をつなげ」とLINEを入れると、自分が先だと飛んで行ってしまった。

話すだけ話して落ち着くと素直に寝に行く。

が、やはりベッドの構成が変わったばかりなので戸惑いがあるらしく、2~3回出てきた。のち、寝た。

こちらも安心して風呂に入って寝る。

2時過ぎ、ちょっと目が覚める。階下から「おーい、おうーい」という父の声がする。

飛んでいくと母は熟睡、父が困っていた。姉も来る。母も起きた。

父はトイレではないらしく、ベッドから降ろしてほしがる。

今降ろしたらこのあと自分たちが寝られず倒れるので寝たままでいてもらう。姉は私が話を聞くだろうと言って去る。

話聞く。寝起きだからかかつてなく支離滅裂。

お腹が鳴っていたので何か食べるかと聞くとうなずく。カステラ3口食べさせる。口の中の水分が全部なくなると苦情。まだ食べそうなので、晩飯の残りを持ってくるとよく食べる。途中から母に代わってもらう。

「やさしさ」を何度も口にする。ここでは優しさは得られないらしい。

言いたいことは一貫していそうだけれどもそれを表現する単語にうまくつなげることができないようでたまにものすごく支離滅裂な文章になる。感嘆してメモる。あとで知ったら怒るだろうなということは、もう二度とない。と気が付く。

話を聞いている間、母は母で指を痒がっている。

お腹がくちくなったら一気におとなしくなった。3時過ぎ、退散。

本の雑誌のマンションポエム連載を眠気が来るまで読んで寝る。