開放感に満ちる。
隣の席のWさん休み。
代わりに銀行へ。
一応大丈夫だったらしい。
しかし確実に増えているし近づいてきている。
グレートトラバースを観て、そのまま録画した順番にアウシュビッツ死者たちの告白を観て、またグレートトラバースに戻る。ソーイングビーが始まりかけたが止める。母寝る。
アウシュビッツの話を見ながら、ユダヤ人は自分たちだけ儲けたりして嫌われていたからしょうがない部分もある、的なことを言い出すので「うむむ…」となるがこの年齢の人とそういうことについて議論してもな…と思い黙ってる。そもそも議論できるほど知識もないのだ。
アウシュビッツで起こっていたことも恐ろしいが、密かに入手した情報を「今ユダヤ人たちに避難してこられたら自分たちの仕事が奪われると不安になって国民の不満が爆発する」という理屈で握りつぶしたイギリス政府とか、強制連行されたユダヤ人たちの家に住み商売も勝手に引き継ぎ、墓地の墓跡は建材として利用し破壊し、彼らが戻ってきても居座り続けたというテッサロニキの人々も恐ろしい。同じような状況で自分がそうしないでいられるか怪しいし、そうされるかも知れないのが恐ろしい。結局最後にアウシュビッツの博物館の館長がスピーチで言っていたように、考えることをやめずにいなければ。