案の定、水を差すようなことが起きる。結局昼飯も食わず。古本屋にも寄れず。気持ちよく出かけさせろ。なんなんだ。
さすがに腹立ちまぎれに、いろいろ当たり散らしながら洗濯物を干す。さすがに姉出てこない。老眼鏡も忘れて出た。
映画はときどき睡魔が来たが、終始すごい吸引力だった。
6時間超、休憩2回。1回目の休憩のときに姉から機嫌をうかがうかのようなLINEが来ていた。それに普通に返事を返すところがきょうだいという感じだなと思う。
6時間超で、わからないことのほうがむしろ増えた。知るとはそういうことか。
最後監督が一人出てきて、メインの話の前に質問を、と受けた質問に対してすごい長くしゃべったので結局質問への応答のみで終わった。3時間は話さないとと言っていた。エネルギーの塊のようだ。
隣の席の男性はエンドロール前のシーンで画面に向かって手を合わせていて、そのあとも何回か手を合わせていた。関係者なのかもしれない。
客席は8割がた埋まり、年配の男性が多かった。
出ると8時半、ヒカリエで弁当買って帰って食べる。
「グランマ・ゲイトウッドのロングトレイル」読み始める。
アパラチアン・トレイルというところでは「トレイルズ」とつながっているし、DV夫と自然描写という点では「ザリガニの鳴くところ」とつながっていて、私にしては一つつながった読書になっている。
旅の詳細を読むとそりゃ大変で、読む前は絵本の中の愉快な旅みたいにやすやすと歩いたんだろうと思っていたことがわかった。そんなわけないのにな。