オッホッホ寒い、晴れ

昼、実家からの帰り道。

ポストの前に回収の車が停まってて、でも荷物とかが載っていたのであまり考えず投函した、ら、車のおじさんが「あっ!」と叫んで「投函しちゃいました?」と聞いてきた。わざわざ声をかけてくれたことに礼を言う。

上り坂の途中で杖を突いたおじいさんと、奥さんらしいおばあさんがずっと立っている。上等な身なりをしている。おばあさんがおじいさんを説得している様子だが道のあちらがわだから何も聞こえない。

役者さんの家の前で役者さんが掃き掃除をしていた。

その先の角では工事の警備員のおじさん二人が片づけをしながらおしゃべり。

片方が生卵が食べられないらしくもう片方が「目玉焼きは?!」「目玉焼きは大丈夫、あのあそこが焼いてあるだろ」ということで好き嫌いの話っぽいが病気の話でもありそうで、他人の人生の断片、断片。

 

 

昼のテレビで芽キャベツのグラタンをやっていたので、愚直に真似する。

梅を煮出した出汁で炊いたごはん、蕾菜のサラダ。

満足。

 

 

「『富士日記』を読む」を読む。

前半は泰淳逝去後に発表された山荘日記で、間に「富士日記」についていろいろな人が書いた文章があり、最後にまた2編武田百合子の文章がある(本当の最後には、さまざまな人の本編に登場するページが索引になっている)。

山荘日記をいくつか読んでから後の方を徐に開くと、百合子さんが亡くなった翌年に書かれた文章があり、お気に入りをデミタスカップを形見分けとしていただいたとあって、なんだか急に胸が詰まってしまった。

 

 

評判がすごい鬼滅の10話観る。実際すごい。アニメーターたちはちゃんとこれに見合う給料をもらって、休みもちゃんと取れているだろうか。