母が起きてしまったので7時半起床。
回覧板はいつもポストに投函するのみなのだが、今回は「必ず手渡し」でと明記されている。隣との仲は親の代からよろしくない。というか隣家の人びとがいやだ。両親の代では父がそういう関わりを全部母に丸投げしていた。
昨日まず姉が行って留守。次は行けと言うので私が行ってまた留守。どこか旅行にでも行っているのか。
今朝ガレージの植物をいじっていたら隣家の母親と娘の声が聞こえたので、さんざん逡巡してから(次は姉のターンだと思っているので)腹を括ってベルを鳴らした。母親が出て、なんとなく感じは悪かったが無事渡した。
多分向こうも少し緊張していたのではないか。
部屋へ。
庭の手入れして、作業の前にちと昼寝していると外の坂道で子供が転んだらしき声。
なんとなく小さい女の子かなと思い、泣き声も特に聞こえてこない。しかしそのうち血が出ているというのが聞こえてきて、なんか結構おおごとなのか???とアルコールとティッシュを持って飛び出した。
けが人は小五男子だった。杉並から友達と4人で自転車で遊びに来た。坂を降りているときに脱げた友達の帽子を拾おうとブレーキを掛けたら坂が急すぎてタイヤがロックし、そのまま前に吹っ飛んで落ちたということらしかった。家族と思った夫婦は逆側を走っていた車の人。ガーゼを貼ったり、親に連絡を取ったり、最終的に旦那さんが交番にお巡りさんを呼びに行き、額を打っていたので救急車に乗って少年は去った。なんだか重松清の小説に出てきそうな出来事だった。
少年は傷口をアルコール消毒しようとしたら毅然とした声で「いや、アルコールはよくない」と言うので、私が無知で今はアルコール消毒はいけないのかなと思ったがしばらくして結局消毒することになり、単に痛いのが怖かったせいと判明した。
みんなで美味いものを食べる。
愉快な夜。