寒い寄り、雨のち曇り

深瀬昌久展、若菜晃子さんトークショー、Hさんとカモシカスポーツ&レトロ喫茶&ネパール料理、「動くな、死ね、甦れ!」のてんこ盛りフルコース。

 

行きの急行で発車間際に駆け込んできた制服を着た小学校低学年ぐらいの育ちの良さそうな男の子が電車とホームの間に何かプラスチック製品をカシャンと落とし「ああっ!」と悲痛な叫びをあげたがそのまま黙って立っていて、ドアが閉まって、次の駅で「すいませんおります」と切羽詰まった声を出して降りていった。

「次の駅で駅員さんに言えば拾っておいてくれるよ」と言おうかと思ったが混んでいて間に人がいたのと、「そんなことはわかってます」とか返されそうで何もできず。不甲斐ない。

あの落としたものがなんだったのか永遠にわからない。

 

深瀬昌久展もトークショーも、背中を押してくるように感じる1日。

映画はほぼ満席。

ロシアの人間というか群衆はやはりなんと言うかすごい。カオス。あんな場所で生き抜ける気が全然しない。

水に沈められた産まれたての子猫の口からあぶくがぽこりと出るシーン。