雑記

出社してから一度も外に出なかったのに、昼休みのあと席についたら腕にアリがいた。


武田百合子犬が星見た」をもう何度目か読み返し。
何度も読んだが、旅の動線がなんだかぼんやりしている。
さて次はここ、という自覚なく人に即されて移動して、着いて、その街の名前を知らされて、という感じだからなのかも知れない。ツアーだから。それがまた夢の中っぽい。
何度読んでも銭高老人がいとしく、泰淳さんが憎たらしくかわいい。のは、百合子さんがそう感じて書いているからなのだろうな。と、初めて思い至る。