映画の日
また神保町へ。
「大いなる沈黙へ」を観る。3時の回。
1時間前に行ったのでチケットは問題なく買えて、
あちこちうろついて開場10分前に戻って来たら、
とてつもない長蛇の列ができていてビビる。
だいぶ後ろの方だった。
ほとんどが中高年男女。
カトリック系の尼さんがちらほら。

映画は約3時間の大半が睡魔との戦いだった。
睡眠を十分に取ってから観るべき映画。
寝が足りていても絶対寝るとは思う(私は)。
作り手はその点をどう意識して作っているのだろう。


岩波ブックセンターに久しぶりに入った。
やっぱりこういうところがしっくり来る。
池内紀の「一人旅のすすめ」を買う。



時間と体力に余裕があったので、
渋谷で「リアリティのダンス」を観る。
「大いなる沈黙へ」とは対極の騒々しさと、
大暴れするイメージ。
巨匠になったらなにやったっていいな。
ヴァロットン晩年の、ギャグにしか見えない超大作を思い出すなど。
終演後にラッキーにもトークショー
ホドロフスキー自伝の翻訳者と、劇場の若手女性スタッフ?で、
スタッフのいっぱいいっぱいぶりに息を詰めた。