寒くもない?、曇り

六本木新世界で、「この町にはあまり行くところがない」。
山本直樹の原作で。
エロい。
エロさを音で。瓶の中の水とか、バケツの水とかで。
女優さん(大場みなみさん!)はしかしむき出したひざ下の見事な筋肉が健康的で、
水って感じではなかった。
構成・演出・出演の三浦直之さんのキョドった演技よかった。
生々しく接触はするけれども、
少女は少年を選んだかのようだけれども、
少年は安全で健全な側に安穏と存在していて、
不健全な側にいるしかないというか行くしかないような少女とは
その一瞬しか関わらない関われないのだろうなあ。



行く前に乃木坂の餃子屋で餃子食べる。
小さい店。
開店直後でほかに客がいなくて、店主と従業員の会話がとてもよく聞こえる。
おまえには目をかけているんだからがんばれ、ビッグになれ、
うちの店はビッグだったりスペック高かったりする客が来るんだぜ、
みたいな話をしている。
ので、会計の時に少しドキドキしたが
一見さんで権力もなさそうな私に対して愛想は良かった。
餃子はおいしかった。


乃木坂から六本木に歩いている途中、Uさんから電話。
こういうときにさえ自分の対応が正しかっただろうか
などと考えてしまう。
そんなことよりも。




見たあと青山ブックセンターを覗く。
客がみなオシャレでドヤ顔であるような気になる。