快適しっとり、曇り

地味に暮らしている。


毎月おなじみ郵便局へ。
用が終わって局を出て、信号を渡って右手にまっすぐ行く道はやや遠回りに感じるのでいつもは通らないで左に行く。しかし今日はなんだかとても「この道だろう!」という気がして、歩いて行くと次の四つ角で中年の夫婦に道を聞かれた。奥さんは汗だくだった。
なるほどこの人たちに呼ばれたのかと思った。
聞かれたのは神社への行き方で、正しく伝えられたか少し心配しながら別れた。呼ばれたとか言っても正しく目的に到着できないなら意味ないな。
地元はどの路地でも知っているから、自分が一緒にいるならいくらでも抜け道を使ってショートカットをして行けるけれど、いちばん簡単な道順を人に伝えるのは実は難しいと感じた。