どんちゃんのお別れ会は本当にたくさんの人が来て、愛されたどんちゃんの人柄がしのばれたが、これがお別れ会じゃなくてお祝いの会だったらどれだけよかったか。
そして、来なかった人や来られなかった人もいること。来ていたすべてがすべてではないということ。
みんな自分の人生の物語の中で、このことを処理というか整理というか始末と言うか、つける、と思った。
病院の面談の日。父と姉が行く。
夕方姉からまとめのメールが来る。まだ2月いっぱいはかかりそうだ。慎重だ。このあとは病院の周りを歩き回ったりするらしい。もう今週にも退院だと期待していたので少しがっくりする。
ナオキのケーキの話をすると、「食べ物の恨みは恐ろしいからねえ」としみじみ言う。