電車はガラガラ。
朝、資源ごみを出しに行くとき雨がしおしおと降っていた。
出勤時には普通によく降っていた。
そのあとやむ。これをこの季節のきっつい太陽がガンガン熱するわけで、蒸し風呂地獄だ。
一つ先の駅のTSUTAYAでDVDを返却し会社に向かって歩いていると前をMりんに似た女性が歩いている。しかしあんなに今どきっぽい格好はしないんじゃないだろうかと思ったが同じルートをたどってやはりMりんだった。
退社後、実家。
両親が買い出しに行くところに行き会う。母は手ぶら。
父のスープ。
ごはんは姉によると「死んでいる」。
母、精米機の使い方はちゃんと覚えている。
ポワロの「鳩の中の猫」を観る。ミステリチャンネルでは何度も再放送しているのだな。そろそろ探して毎回録画を切ってもいいか。
ポパイの二十才号を読む。それぞれ、意思の力というか能動的に動き人と関わる力がすごい。自分の無気力な二十歳を思い出す。どう人と関わるかというところを自分の場合は解決できていないのかもしれない。そういえば先日届いた美学校の50年記念本も、美学校と出会いその後何者かになったかつての若者たちが当時のことを語っている本だった。
部屋に戻ってDISCASで借りっぱなしの「トゥモロー・ワールド」を観る。寝しなに観るものではなかった。ものすごい緊迫感。イランや香港の現在を思わざるを得ない。
主人公が終始丸腰で弾丸飛び交う中を右往左往するせいもある。途中裸足だし。痛い痛い。
しかし人間たちとの阿鼻叫喚はどこ吹く風という風情で動物がわりとざくざく出てくるのがよかった。
廃校での窓の外の撮り方に執念を感じた。
時間が経ちすぎてなんで借りたかも忘れてしまったが、観てよかった。監督の名前も憶えがあるが誰だっけ?「ヘレディタリー」の人?「聖なる鹿殺し」の人?とモヤモヤ。「ROMA」の人であった。