Twitterで19歳の知的障碍児を息子に持つ人のつぶやきを読んだ。
自分でなんでもできるようになるよりも、人に助けを求めることができる子に育てるのがいいというアドバイスを受け、そのとおりにした。息子さんは今、さまざまな人に助けてもらって元気に暮らしている。
どうせ誰も助けてくれないし、助けてもらうほどの価値も自分にはないから、助けてもらわなくても済むようにという考えが私には染みついている。
小学校でいじめられていたころ、母が私の心に寄り添うこともなく見当はずれのアドバイスを半笑いでしてきたとき、誰も助けてくれないのだな、自分でなんとかするしかないのだなと肚に刻んだ(母はそれでよかれと思ってのことだったのだろうが、私のニーズとは合致しなかった)。
手を差し伸べてほしいと訴えた数少ない機会に姉がそれをことごとくはねつけたのも大きい。
しかし逆に、弟のお嫁さんが那須で甥っ子を産んで孤軍奮闘の果てに求めた助けの手を差し伸べなかったのも私だ。
これから考えを改めて行こうと思う。