むむむっし、曇り時々晴れ

気温は下がったが湿度がすごい。風がけっこうあるけど全然気持ちよくない。

 

 

「チ。」の最終巻が出たというのを知って買って帰って読む。

いきなり尻すぼみでアレレーという感じ。あの緊迫感はどこへ…。残念。

 

 

マルコはようやくアメリカ大陸に着いた。とはいえリオデジャネイロだ。ブエノスアイレス行きの移民船に乗り換えるといきなりくたびれ果てた乗客たちが看板にひしめいていて、不味いスープとクソまずいパンが支給されていて雲泥の差。しかしコック長が餞別にくれた食べ物を盗む人はいないし、パンをもらったらみんなに一口ずつ分けてあげてて、善良。作り手の性質によるのか、子供向けだからか、本当にそういう気質なのか。など思う。

ここまで19話すべてにおいて超クオリティで作ってきて休息が必要だったのか、回想シーンが長めに入る。フィオリーナとの出会いと、お母さんが旅立つシーン。旅立ちのシーンは2回目見てもほんとに画面の作り方や展開の仕方がすごい。演出とはこういうことか!みたいな。

悲痛な見送りシーンを見ながら、「あの別れがつらいのでおばあちゃんは私のときは高いお金をかけて船じゃなくて飛行機で行かせた」と母。

嵐の夜に「ナポリの月」を乗客がみんなで歌うシーンで一緒になって歌っていた。

Twitterを見ていたら、父さんのクズっぷりを中継してた人がいた。父さん、一見立派だけど確かにな!マルコを医者にするつもりとか言い出したシーンはぼんやりしている私も流石に「えっ」と思った。しかも作り手は批判的にではなく普通のこととして描いている可能性もあるよな。時代的に。

 

生地など整理する。縫うまでに至らず。