過ごしやすい、晴れ

ゆうべどろどろのパン生地をダメ元で置いておいたら、発酵していた。ダメ元で焼いたらしっかり膨らんだ。けなげに思った。おいしいとは言えないが、普通だ。捨てないで済んでほっとする。


過去の落書き帳をひっくり返していたらスケッチから絵を描きたくなって、100号を引っ張り出す。描く。
いいのか悪いのかはともかく、描けばどこかへは至れる。
ゴールデンウィークに予定を入れなくて本当によかったと思った。


遅めに実家。
生計のための仕事とやりたいことが異なっている場合、余暇はやりたいことのために使うから結果削られるのは娯楽、と思う。が、やりたいことが娯楽のようなものだ。実際父がそれだ。しかし紺碧の海に行って突堤から大声をあげながら海に飛び込みたい、という気持ちももちろんある。そういう場所で生計を立てればいいのか。いやそうじゃない。



何度も見る夢が二つある。
そのうちの片方、祖母の家にすごくやばいもの(霊)がいる夢をまた見た。いつもは東側の台所の部屋の屋根裏なのだが、今回は西の客間にいた。居間にもいた。いるといっても姿は見えなくて、存在感がのしかかってくる。
出て実家に行くと庭に母がいる。「あそこにいるあの人、どうしたいんだろうね」と母に聞く。