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力尽きた。昼まで寝る。
「バベルの搭」展を観に行くことにする。
京浜東北線を二駅も乗り過ごした上に、上中里駅で乗っている電車が人身事故で停まる。１時間。
乗客や作業員の動きや反応を見ている。
前の方かと思いきや後ろの方で、シートを持ち上げて見えないようにしているのが見えた。
「バベルの搭」展４時半。１時間で回りきれるか心配だったがなんとか。しかしたいへんおもしろかったのでもう一度来たい。
肝心のバベルの搭は小さいのに近寄れないように絵の前に段差がつけてあって、ディテールが全然わからない。オペラグラスで見ている人がいて、今度はそれ、と思った。
展覧会には珍しくオフィシャルグッズが全部魅力的で買いたかったが現金の持ち合わせがなくカード使用は１万円超えてから。図録だけ買う。

渋谷に行き映画「ムーンライト」を観る。いろいろな人が絶賛し、アカデミー作品賞も取った映画だが、全然ピンとこないまま終わってしまった。登場人物の行動原理が理解できない。わかりやすい敵という記号でしかない同級生とか。

村田沙耶香「殺人出産」。

殺人出産 (講談社文庫)