花粉いよいよ。
もうなるべく戸外に出ない。
退社後、病院直行。
メガネとマスクとストールで防備していたが、話しているうちにどんどんくしゃみと鼻水が出て、手拭いを鼻に当てながら話を聞く。戸外だけでなく、この病院は室内にも花粉が充満しているのではないか。
曽祖父(母の母の父)と祖父(母の父)はそれぞれ商売をやっていたが、その対照的な結末について。
曾祖母(母の父の母)の話なども。「厚子、ちょっと金儲けをしよう」となぜか母を誘って家の時計を売ろうとしたら、祖父が慌てて「おっかさん!」と叫んだ話。
部屋に直帰して縫い物をするつもりだったが鍵を忘れて実家。
父が海老とブロッコリーのチャーハンを完成させるところだったので、食べる。
姉が帰って何かひどく怒っていたが、どうやらわざわざ三茶で買った豚の味噌漬けを父が忌避したための模様。母が、若き日の父は身勝手な振る舞いで家族の怨嗟の的だった、と言っていたのを思い出す。
部屋に帰り、やれるところまで縫う。疑問をまりさんに送り、しばらくやりとり。自分の方の迷っている話も少しする。人に投げるのはよいことだと思った。
風呂はしょって寝る。湯たんぽを入れているのに足がいつまでも冷たい。