信じられないほど暖かい、晴れ

会社休んで「つづく」見に行く。十分混んでいたが、週末はこんなもんじゃないだろうな。

ミナを着ている人をちらほら探して楽しい。

歴代の服がずらりと展示された壮観の部屋、日本の何処かにはこういう衣装部屋を持つミナコレクターの大富豪の乙女(年齢は問わない)がいるやもしれぬなあと妄想した。

制作過程を見るにつけ、人生を捧げてるか捧げてないかだよなあ、と圧倒されるものがある。

着用イメージムービーはきれいすぎて、「パラサイト」の富豪を思い出した。ブドウ園とかレストランとかで日常的に着用して汚れないわけがないし、そのようにリアルに使っているのではなくあくまでもイメージというところに違和感があった。ミナペルホネンというブランド(と、皆川明という人)があらわしている理念に沿うのはこういう、なんなら嘘っぱちではないのではと思うがそれは私の感覚にすぎないのか。皆川明は、服が汚れることについてはどう考えているのだろう。

経年劣化で下に隠された生地の色が現れるという趣向の服もある。最後の部屋で、実際にそうなっているコートがあった。

最後の部屋もまた、着用者の大切な思い出としての服なのに、アクリル板で押しつぶされて標本化している姿がむしろ痛ましく見えてしまった。しかし新聞連載の挿絵を見ると、本質的には空恐ろしいものを中に持っている人だとも感じた。

 

 

一階のダムタイプも見た。こちらもなにげに混んでいた。見栄えのいいおしゃれな若い男子が多い。ミナは女子率9割ぐらいだった。

作品自体もこぎれいであった。

 

 

またちょっかい出して来そうなジジイが常に近くに寄ってきて不快。

 

 

足を伸ばしてムーンライトギアでパンツと化粧水と買う。ネイチャーストーブも買ってしまった。シューズはサイズがなかった。

 

帰って、仕事。