寒い、晴れ

クレソン摘む。

山椒の芽がぽちぽち吹いてきた。

ザクロの芽も少しふくらんだ。

根絶やしにしなかったあたりからはドクダミの葉っぱがちらほら。冬の間は全然なくなってしまうのを知った。

 

 

昼近くまで布団の中。

Iからアフタヌーンティーの誘いが来るが、焚火に誘い返し、しかしもう一人Nちゃんが寒いのは嫌ということで、そっちには行かず、洗濯してから一人焚火へ。

パッキングはよどみなくなってきた。

自転車で行く。川をずっとさかのぼっていく。気持ちがいい。人がたくさんいる。雉が土の虫を探しているのも見た。おじさんが歩いてきたら走って逃げて茂みの中に消えた。すったすったという感じのいい走りっぷりだった。

16時過ぎ着く。目的地は前回よりさらに人が増えていた。子供たちはさすがに元気で川に入ったりしている。夕方だから、なかなか戻ってこない子供を呼ぶ親の声がときどき響く。娘を呼ぶ父親の声を聞くと、この親子はだいじょうぶなんだなと昨今ニュースで見る鬼畜な父親のことを思い出す。

広いので一人分の場所は十分探せる。

若者たちの近くが広めに空いていた。わりと上品そうな若者たちに見えたため、うるさくなかろうとそこにした。結果的には音楽をかけ、そこそこ騒いでいた。嫌じゃないぐらいの程度。むしろこちらが焚火で煙を結構出してしまい、背後でせき込んでいるのが聞こえて申し訳なかった。こういうときに謝りに行けない。行けるようになるか、気にしなくてもいい場所を選ぶかしないと。

前回やりそびれたテントも張ってみた。今日は砂地だったがすぐ下が石になっていてペグが全然刺さらない。仮置きして、近くにあった大きい石を取りに行っている数秒の間に強い風が吹いてひっくり返ってしまった。ペグが一本残っていて飛ばされずには済んだ。横倒しに置いた自転車のハンドルにポールが引っ掛かり、外すのに少し苦労する。

すぐいなくなるかと期待した若者たちはビート系の曲をかけながらずっといた。テントで音が低減されて助かった。

食べ物はチーズと沸かした牛乳のみ。

持って行った木を燃やしきって20時近く撤収。ピンペグ一本なくす。ほかのペグも見失いがちだったので、紐か何かつけようと思う。

テント軽く洗って、実家。

母が開けてくれたがおやすみと言って寝室に入って行った。

父がN響を観ていた。今日は料理のできがよかったらしく、いそいそと出してきた。なぜか自分にもつけて食べていた。すずの写真を肴に食べた。確かに美味かった。茄子が甘い。

オーケストラが終わって父寝る。つけっぱなしでおまけコーナーみたいに始まった3人でのピアノ協奏曲のピアノがいいなと思ったら小菅優だった。見た目はふっくふくで表情が豊かで楽しそうだ。共演者たちも楽しそうだった。

姉降りてきて、また上がっていく。次にまた降りてきたタイミングで父が起きたのをつかまえて薬を用意してまた去る。

先に風呂入る。河原で冷え切ったので極楽。