今日こそは出勤しなくてもいい日だが、同時に母のデイサービスの日なので起床。睡眠時間3時間。
そのまま活動して、11時半出る。オペラシティの和田誠展へ。
12月16日までなので早いうちに行っとけばゆっくり見れるだろという目論見だったが結構入場待ちの列が出来ていた。中はそこまで混雑していない。若い人が多い。
子どもの頃の絵日記や漫画があって、6歳のときの絵日記の顔がすでに和田誠顔。
一部屋目がレトロスペクティブで、2部屋目はコの字型の巨大な壁面にポスター、一面が文春の表紙。圧巻。表紙は時系列ではなく、モチーフ別になっていた。
しかし見るほどに、ご本人が「宇野安喜良みたいに熱狂的なファンはつかないんだ」とぼやかれていたのを思い出す。
最後の「ただいま制作中」の動画でついに眠気が襲ってきた。なんとか持ちこたえて全部観る。なんでこれ30分越えなのに立ち見にしたんだろ。和田さんの、大好きな、落語みたいなしゃべり方。
「麻雀放浪記」を初めて観たときに「描いている世界と裏腹になんだか上品だなあ」と思ったんだったったが、映画「ガクの絵本」ができたときに椎名誠と沢野ひとしと鼎談した記事が展示してあったのを読んだら、映画「ガクの絵本」について「上品だ」と椎名誠が言っていた。上品なんだよなあ。
高校生から大学生までの日記「だいありい」が出版されていたのでちょっと迷って買う。
見終わって外に出るまでに目に入ったどのカフェも満席。のみならず、ベンチというベンチにぎっしりと人々が座っている。ほんとに緊急事態宣言終わったなという感じ。
念願のフヅクエへ。満席の張り紙がしてあったが、会計をしている人が中に見えたので待つ。
ほんとにみんな読書に集中していて最高。
使用上の注意的冊子兼メニューが読み応えある。最後のほうに、店で読まなくてもホームページを見ればいいようにしたと書いてあった。
2時間ぐらいいる。「パタゴニア」読む。だいたい睡魔と戦う。
帰るときに、寝っ転がって読んでる人がいて、次来るときはあの席が空いてるといいなと思った。
帰ってサンマ焼く。
舘ひろしのファミリーヒストリーなど。
母、ずっとテレビ。
紀田順一郎「日記の虚実」読みだしたら面白い。
いや古本屋で面白いと思って買って積んであったものなのだから、面白いのは当然なのだ。
和田誠「だいありい」を公にするにあたって、日記はお父さんのプライバシーなんだから!と息子たちに止められたと平野レミが序文で書いていて、ハッとする。
それをまた更に何かしらに利用することは下品だな…というためらい。徹底的にやればいいのか?そういうことでもないよな。下品を引き受けるとかいうことでもないし。
人のふんどしで相撲を取るってことかな。あと、尊重とか。