電車の最後尾または一番前の運転室の壁のところに女性と、その両側に関係あるのかないのかわからない男性が立っている。
女性は白っぽい無地のウエスト切換で襟のついたワンピースを着て、おくるみをちょっと水平に抱えている。おくるみの中は海苔をふやかしたようなものがいっぱいに詰まっていて、それが「僕もうだめだよう、僕もうだめ!」と泣く。
ここから客観的にというか場面と距離ができてしまうので、私の想像したことに場面が従う。半分目が覚めているのだと思う。
なんかこの人は危ない、と思う。はさみを連想すると女の人が腰のポケットからはさみを取り出して、自分を刺そうとするだろうと思うと自分に向ける。
私が連想したことに追随するのならば、これは私の想像というものなのだろうかと思う。
目が覚める。
通勤路の路地の家のガレージにものすごく上手なアーニャとベッキーのチョーク落書きが。前にも確か何かすごく上手いマンガキャラを描いていた。親が?
午前中、消防車が大騒ぎしていると思ったらすぐ近くで何かあったらしく警察が出ていた。会社からは見えない。
退社時にその付近を通ってみたが、もう何もなかった。
自転車で郵便局へ。
帰りにパン屋へ。ここは郊外の店かってぐらい駐車場がでかい。駐輪場の横にでかい外車が停まっていた。エンジンがかかっていた。買い物を済ませて出てきたときもかかっていた。それでなんとなく気になって中を見たら、中年男女が熱烈キッス((C)盆の木至)真っ最中。こっちに気付いてすぐに離れた。場所を選んでくれ…。