ほどほど、雨など

終日、実家。

姉はフラカン野音へ。

午後は裁断、縫製。

 

夜、母と「なまいきシャルロット」観る。

母はタイトルの原題の意味を言えた。フランス語は刻まれてるんだなあ。

アイドル映画だと思っていたが、なんのとてもいい映画だった。

シャルロット・ゲンズブールはもちろん魅力的だが、近所の子もいいし、シャルロットがあこがれるピアニストの子もいい。ピアニストのマネージャー?もよかったが、シャルロットにべたべた触るのでハラハラした。

犬と戯れていたピアニストの子が呼ばれてから走って行くまでのシーンがなんだかとても好きだ。

超豪邸のお祭り騒ぎを描いた後の、近所の林の空き地でシャルロットたちがするピクニックのシーンが、負けずに素敵だ。

後半は半分眠ってしまったが。

母はよく観ていた。

 

 

ずっと「青野くん」のことを考えている。

ああいう環境で育つしかなくて、歪まないで済んだのが青野くんと優里で、歪んでしまったのが翠ちゃんで。

受肉しようとしているのは青野くんのお母さんなのでは。いずれ出てくるんだろうな、お母さんの描写が。「少年とアビス」の回想みたいに。