石川直樹さんとの対談ではしゃべりが暴走するおじさんという印象の関野さんだったが、撮る側に回ったら、というか撮る対象の方々が強烈すぎて可愛い小動物に見えてきた。
あれだけ強烈な個性を持ちつつ、他者へちゃんと関心とリスペクトを持っているのは素晴らしいことだなあ。
伊沢さん、高槻さん、舘野さん、3人とも独身で一人暮らしで(途中寝てしまったので違うかも)好きなことに自由に没頭している。名前の出てくる女性は井沢さんの弟子と、土を食べようとしているアーティストの二人ぐらいだった。
思っていた以上にどすどす映るうんこ。アップのうんこ。断面を確認されるうんこ。最後のあたりで関野さんが虫を集めるためになんとかひりだしてきて「ショボくて」と言っていたウンコが立派な一本ぐそだった。謙遜なのか、普段がとてつもなく立派なのか。
朽ちていく死体についてのくだりで、宮崎学を出さない場合は何かよほど事情があったんだろうなあと思っていたら普通に出てきた。よかった。
あと、髪の毛だけでもウジがわくというのは驚き。
実際、トイレに流れてしまうから何の役にも立たないものを生産し、焼かれてしまうから何の役にも立たない死体になるんだなあ。
映画館に向かっている間に便意が兆していたが乗り過ごして中野まで行ってしまったので、観ている最中に催さないか心配だったが大丈夫だった。駅ビルの本屋のトイレに行った。本屋には翻訳本のウンコの本があった。カフカの断片だけ集めた文庫を買った。
近場にはプールなかったので電車一本で東京体育館へ。なかなか盛況。
手を早く回すと早く進む(当たり前)。
出口の上を低い飛行機が飛んでいく。さわひらきの映像みたいだ。
湿気がすごい。