川村記念美術館へ行く。
五木田智央展。
最寄駅12時31分発、佐倉14時16分着。
Mさんが、一番好きな作家だと言っていたような気がする。
よく知らなかったが、すごかった。
ただただ描いていてすごかった。
そしてこのいやじゃなさはなんだろう。
同じ顔面破壊でも、フランシス・ベーコンと違う。
感情のなさ?
美学校のH君が物語性について言っていて、
そのことがときどき気になっているが、
それと近いのかも。
物語性のなさ。
ジャクリーン・ケネディの顔を破壊したとしても、
たまたまジャクリーンだっただけで、
彼女に対する感情とか、
彼女が象徴するものに対する意思表示とか、
そういうものを乗っけてない感じ。
会場に入ったらたまたまガイドツアーをしていたので、
混ざって聞く。
千葉市美術館の赤瀬川原平展も見ようと思えば見れたけど、
ゆっくり見たかったのでまたの機会にする。
両館では展示を提携していて、片方の展示の半券で
もう片方の展示を割引で見られるし、
循環バスも一日2本だけど運航している。
甥っ子に五木田Tを買って帰路。


地元の本屋に寄る。
クウネルなどのほっこり雑誌コーナーで、
スタジャンに半ズボン(と見えた)のがっしり系の男性が立ち読みをしていた。
「最近は男性も読むんだなあ」と思いながら
ふと違和感を感じて足元に目をやると、
煙草を押し当てたやけどのようなただれが脛に無数についていて、
「んあっ」となった。
速攻回避し、店内を一周してまた戻ってくると、
同じ男性が出口付近のちょっとしたでっぱりになった棚に
荷物を置いてごそごそやっていたのだが、
上着を脱いで、サーモンピンクのノースリーブの
多分ナイロンのペラペラのワンピース一枚で、
再び「うはっ」となって通り過ぎ、
またもほっこり雑誌のコーナーに入ると、
今度は身長190ぐらいのやはりがっしりした男性が一人、
熱心に立ち読みをしていて、さらに「ぐはっ」となった。





昨日lakaguで買ったちくま文庫早川茉莉編「玉子ふわふわ」を読んでいる。
読むほどによだれが出る。
3個98円で衝動買いした熊本産レモンで、レモンカードを作る。
これも卵を使っているな。



ほしよりこ「逢沢りく」上下読む。最後の展開すごいな。
展開というか、演出?
なんだ。
すごいな。