実家。
10時起床、歯医者。
寺の紅葉は今日が最も見頃と見えて、参道は境内を目指す善男善女の流れ。
駅前では大掛かりなロケの準備中。
サンドイッチ買って実家戻る。


夕方、すず獣医。
月曜に行くつもりだったがいつも平日の6時半ごろ行って診察時間を大幅にオーバーしてしまうので、早めの5時前に行った。
今度はものすごく待って結局7時帰る。先に診てもらっていたおばさんは木曜日に2時間待ったそうだ。
待っている間にすずは4回小便をする。自分も溜まってきて我慢しながら、どこでもできるすずがうらやましい。



ほかの時間は北村薫太宰治の辞書」を読んで過ごす。
初めて太宰の「女生徒」を読んだとき「すげー!!」と唸って、それがファンの少女の日記をほとんどそのままいただいちゃったものと知って「ひでー!!!」と怒って、それきりそういう印象だったのだが、この本を読んでいきなりものすごく深みが出た。
読書のよろこび。
「私」は少し若菜晃子さんと重なる。