朝、ゴミだし。すずの散歩。
昼まで誰も起きてこない。
オリンピックをつけて作業する。長洲未来すごい。
昼、渋谷へ。東急ハンズで2500円のリューターと、それにつけるドリル買う。
FabcafeでUSBメモリ受け取る。昨日の女の子が出てきて渡してくれた。
バスに乗って病院。先に行った姉が外歩き訓練に出た後ろ姿の写真を送ってきていた。着いたときはまだ帰っていなかったのでロビーで「裸足で逃げる」を読みながら待つ。
ロビーのソファはテーブルを囲んで二人掛けソファが三つ置いてある。中央のソファに女性が一人座っていたので、座っていいか確認してから端のソファに座った。すぐあとから、その娘か姉妹と思われる女性が来て、しばらく話して立ち去った。それから小さい男の子を連れた若い夫婦が来て、奥さんと子供が座った。旦那さんだけ面会に行ったようだった。残った二人はお菓子をたくさん並べて、そのうちの一つを男の子が袋ごと持ってロビーの中央にたどたどしく歩いて行き、中身のポテトチップを全部床にぶちまけた。お母さんが慌てて駆け寄って拾い集める横で、自分も拾い集めながら口に運ぶ男の子。私も手伝おうか迷って、それほどの量でもないと判断して行かなかった。男の子は魚の水槽を何度もバンバン叩いたりもして、しかしお母さんはあまり厳しくは怒らない。よほど私が行って注意しようか、いやしかしとここでもまた迷う。男の子が席に戻ってきてから「魚さんがびっくりするからね」とたしなめていた。うるさ型だったら「もっと早く注意しなさいよ!」とか怒りそう。あんまりピリピリがみがみ叱らない感じは、それはそれでいいんじゃないかなと思った。
そうこうするうちに母が帰ってきた。リハビリ担当の兄さんは、母周りのキャラの増加に戸惑いを隠さない。
談話コーナーでしばし話す。傾いてきた日に雲がギラギラに輝いていて、いろいろな色になるのを喜んで見ている。
どこからその話になったか忘れたが、戦争が終わったとき母は小学三年生。鎌倉に住んでいた。米兵が海によく遊びに来ていた。
チョコレートをもらったかと聞いたら、何かで口をぽかんとあけて見ていたら、手のひらにざらざらとキャラメルをくれて、それがぼろぼろこぼれたことはあったと答えた。そのキャラメルをどうしたのかは覚えていない。
パンパンがあちこちにいた。自分とほとんど年の変わらないパンパンを見てしまった時はなんともいえない気持ちになった。
ヤンジャンに載っていた「オルガとイリ」のオルガをなんとなく思い出した。
出ると、地上はもう日陰になっていて、寒い。
星野コーヒーでずっと食べたかったオムライスを食べる。少し卵臭い。
「裸足で逃げる」読み終わる。
部屋へ戻り、作業。Netflixで「デビルマン crybaby」をやりながら。健康の権化(と思っている)湯浅監督によるエログロ。
めちゃくちゃ寒い。
リューターで作業効率爆上げ。買ってよかった。しかしパーツの数が全然たりない。最初は一つ置きにつける計画だったことをすっかり忘れて、びっしりつけていたのだった。どうすっか。2時。