化学療法の見張り(点滴の針を抜かないように)、朝から。自転車で行く。
見張りと言ってもまあだらだらしていればよかろうと、いる間に読む本をあれこれ持っていったが、下の状態が非常によろしくなく、全く落ち着く暇なし。
途中、看護師長が患者それぞれに停電のお知らせを配りに来た。父にぐっと顔を近づけて「がんばってますね、ご家族もがんばってますね」と言うのを聞いて、泣きそうになる。ねぎらいの言葉というのは、こんな風に染みるのか。
姉と交代して出社。
姉はタヌキを見た模様。本当か?
龍村仁「地球のささやき」読み終わる。会ってみたい。
寝しなにいろいろ考えているとメグが年を取って初めて粗相をしてしまったときの父のにべもない態度を思いだした。祖母の排泄もすべて母に丸投げしていた。今の苦しみは、巡り巡って戻ってきた報いなのだと感じた。
山岳ライター牧野千穂さんが日本海側から栂海新道を歩くという番組の録画を観る。
NHKは山岳系の番組が多い気がする。
白馬岳までほぼずっと稜線上を歩く道。行ってみたい場所がまた増えた。