何かの極意かコツを伝授されていたのだが、途中でアラームが鳴った。
昼、雨がこやみなので傘を持たずに近くのレストランへ。
食べながら「喰うか喰われるか」読んだ(行儀悪いだろうか)。めちゃ面白い。包み隠さず。
カバーを外してあるのだが、表紙には喰の一文字がででーんと印刷されている。食べ物屋に似つかわしいような気もする。
食べているうちに雨がまた強くなってきて、マフラーを頭巾に巻いて走って戻る。
岩波ホールが7月で閉館の知らせ。
大衝撃。
文化が死んでいく。
いや新しくなって行っているだけなのだろうか。
あと6の原一男監督回を聴きながら裁断など。
ドラマ(フィクション?)に対してドキュメンタリーの扱いが軽すぎる、という話。
奥原さんが面白過ぎたので、という話。
権力側の人を引きずり出したい、という話。
「水俣曼荼羅」を観ていて、実際、権力者側の例えば熊本県知事などにもっと食い込んだらどういうことになっていたのだろうなどと思うときがあった。けど後ろ盾などもない一般市民の一人としか見ないだろうから向こうさんがどう出るか(というか出ないか)は明らかで、出なけりゃ出ないでスン…としていれば痛くもかゆくもないんだろう。そして仮に引きずり出すことがもしできたとして、原監督が「面白い!」と思うところまでいくような人々なのだろうかとか。
と思いつつも、いつかは…とも思う。
外野だなあ。
観た人が観終わってから動いてくれるためにはどうすれば、といった趣旨の話もしていた。
浴野先生の若干マッドみについても一瞬触れた。