朝、警察からの電話で起こされる。母が保護されているという。10キロ離れた、母の実家の近く。タクシーに乗ってしまったのだった。全然気が付かなかった。
慌てる私に「用意もあるでしょうから急がなくていいですよ」と女性警察官。優しい。
車で迎えに行く。さすがに不安そうな顔をしていた。
その間に
胡桃の木に大発生したアメリカシロヒトリに薬剤を散布すべく弟が来た。朝のうちに車庫の荷物をずらして弟の車が入るスペースを作る予定だったのだが、その暇もないので動かしておくよう姉に伝えて出た。気を遣ったのか力仕事がいやだったのか、近隣の駐車場に停めていた。
仕事を終えたらとっとと帰った。
母のなぐさみとしてBSで松本清張の「鉢植えを買う女」を、主役が余貴美子とてつけたらさすが松本清張。終わりまでがっつり観てしまう。田中哲司のくそやろう感が最高である。刑事役の佐藤二朗もいい味だ。にしても2011年はこんなに古臭いのか。
午後、タクシー会社にお金を払いに行く。
向かう途中、通り過ぎた家の前に出ていた家族の奥さんが「あっつ」と言い、そこから100メートル先ですれ違った関係ない家族の子供が「あっつ」と言っていた。
あっついわ。
事務所に着くが人気がない。電話してみたら、日曜とて早上がりしてしまっていた。
しゃーない。そのままプールへ。いつも閑散としている駐輪場にびっしりと自転車が停めてあってびびるがほとんど小さい子を連れてきている利用者で、自由遊泳ゾーンがイモ洗いになっていた。完泳コースはゆったり。
おやつにノーレーズンサンドイッチ。パイナップルは鮮烈にうまいがレーズンサンドはちょっとクリームの脂っこさが引っかかった。好きではないものを作ると精度が落ちるのだろうか。
腰がまた痛い。今度はガスが出てなくて痛い気がする。