滅びの予感、晴れ

昼、タクシー会社へ。自転車で行く。自転車でもつらい。風が熱風。なのに無帽無傘で歩いている人が結構いる。ご安全に…。

今日はやっていた。領収書を昨日着ていたズボンのポケットに入れっぱなしだったことに気付く。ほんとなんかすんなりいかない。が、ちゃんと意図は伝わって支払完了した。電話したときに出た男性もいい感じだったが、対応してくれた女性にも善性を感じた。こじんまりした、昔からある感じの会社。会社の生活感というべきものがある。

戻る途中のそば屋で昼。しかしごはんとしてのそばというよりは、酒を飲むための食べ物およびそばを出す店だった。他の客は昼から次々と酒と肴を頼んでいる。私は普通に季節の蕎麦のみ頼む。一人で接客している女性はぶっきらぼうと感じの良さを行ったり来たりして独特。常連さんには名前で呼びかけていた。そして来る客来る客常連さんなのだった。こういうのが好きな人も多いんだなあ。味はよかった。

 

夜、弟から送ってきたうなぎ白焼き。うやうやしく念入りに説明を読んで調理。うまし。

姉がアマプラで「家に帰ろう」。ホロコーストを生き延びてアルゼンチンで暮らすおじいさんが、老人ホームに入る前夜に出奔して75年間会っていない親友(状況的にその言葉では済まされない関係)に自分が仕立てたスーツを届けに行くという話。映像も会話も演技もよかったけど、情緒的なBGMが絶えず流れているのと、きれいな女性に助けてもらいすぎ(3人目の看護師など、なんでわざわざドライブまでして届けてくれたのかよくわからない)なのとでいまいち没入できず。最初にリア王っぽさを出してきたけど、あんま関係なかった。登場する年寄りの顔はみんな素晴らしい。

…というか、列車で倒れて以降は彼の見た夢なのかも知れない。えっそれじゃ悲しすぎるな。

 

あとは映像の世紀、オリンピック回。

東京オリンピックでいろいろあぶりだされたような気がしていたが、オリンピックはもともと腐ってたんだという印象。Iが、そもそも発祥は戦争でけがをした兵士のための催しだったと言っていたなあ。

 

東京ポッド許可局のアーカイブを聴いていたら「あまちゃん」の話で、アキがまだ東京に戻ってない時期なのだが、震災にからめた今後の展開について鹿島さんがドンピシャの予測をしていてすごかった。