ちょうどいい、晴れ

実家の庭に播いたディルは今になってガンガン芽を出してきた。こいつは気温の問題だった。
大葉を播きなおす。


夜、すずと散歩。散歩に最高の気候。他にも散歩の犬人あり。
よく実家の前を通る女性とシュッとした柴犬と会い、立ち話。とてもにこやかで女性らしい話し方をする。先日ハクビシンに出くわしたということで、ハクビシンの話。こっちは「いるねー」というテンションだったのだが、相手は「いやねー」というテンションであることがだんだんわかってきて内心「うへー」というか「うひー」となる。家は野良猫に餌をやっている家の近くらしいが、その家のこともよくは言わない。いま立ち止まっている角にある家のことも陰口のように言う。祖母の家がまだ建っていたころにハクビシンに会ったという話をしたら、祖母の家で繁殖していたのではみたいな雲行きになってきて、「住んでたってわけではないですけどね」などと言い訳口調になってしまった。沈黙は金か。まずい立場に陥っても毅然としていられればいいのかも知れないが。こういうとき、戦時中に堂々と大勢に反する意見を言えた人々のことを思う。
そのあと、母と娘とマルチーズ組と出会いまた立ち話。マルチーズ14歳とはとても思えない毛づやと体格。豆腐屋のおからを食べさせているそうだ。
いろんな人がいる。
すずはマイペース。


2008年に採った朝顔のタネを芽切りして水に入れてあったが、今日見たら全部腐敗していた。